日経平均・TOPIXそれぞれの連動ファンドの乖離などまとめ 2014年8月まで


しばらく、『日経平均』『TOPIX』それぞれの配当込み・配当無しのベンチマークとそれに連動するファンドの実績(トラッキングエラー、リターン差などなど)をウォッチしてきました。

それぞれのエントリにはなかなか興味深い結果がでています。インデックスファンドを選択する際に何かの参考になっていただければ、と思いまとめエントリを作成しておきます。(つまり、このシリーズに関してはひとまずここで打ち止めです。他のアセットクラスに関してはベンチマークのデータが容易に入手できれば…できなくとも…色々企んでいる最中です)

それでは、以下にリンクと一言紹介文をば。



日経平均連動ファンド5種と日経平均指数、および同配当込指数を比較して、それぞれの日次リターンの差を250日分標準偏差を計算⇒250日相当に換算した『トラッキングエラー』=『アクティブリスク』を計算しました。

ご参考:アクティブリスクについては当ブログの以下の過去エントリをどうぞ。




日経平均とTOPIXの配当有無リターン差2014年8月まで


せっかくだからシリーズ(雑な導入)。

ある意味連作です。前回までの内容は以下をご覧ください。





というわけで、せっかく日経平均とTOPIXの配当有無のデータをいじったのだから、いい機会なので各指数ともに「配当無」と「配当込」自体の比較を行ってみようと思います。

方法はいたって簡単。日次リターン同士を引いて差を求めたもの(日次リターン差)をプロットするだけ。ついでに日次リターン差を250日間(1年間に相当)累計するとどうなるのか?も調べてみましょう。

<2015年1月15日追記>

日経平均指数やTOPIXのデータは以下のサイトのデータを基に調査しました。



</追記ここまで>

1.日経平均指数の配当有無

141021_01

3月末と9月末に大きなパルスが確認できます。わたくしモ人は個別株取り引きに疎いんですが、確かにこのあたりの時期は配当を払い出す企業が多いんでしたよね(多分)。日次のリターン差はMAXで1%程度、と。

また、累計リターン差は1.5〜2.5%をベースとして半期に一度のパルス時にMAX3%まで跳ね上がる、といったところでしょうか。

TOPIX連動ファンドらの指数との250日累計リターン差 2014年8月まで


一度フォーマットをつくってしまえば量産可能な検証シリーズ。まだまだ続きます。今回は前回日経平均にたいして行った「日次リターン差の250日間分累計の推移」をTOPIXに対してみてみる、と。

前回までは以下の通り。




TOPIX連動ファンドらについては…

・やっぱり信託報酬が高いと乖離大。低いと乖離小。

…いやー日経平均連動ファンドらと違って予想をあんまり飛び出さない内容でしたねー。とはいえ、せっかく計算したんですもん、こうやってブログの単独エントリに残しておきましょう。

今回も各ファンドとそれぞれの指数の日次リターンを250日づつ掛け算して250日累計リターン差を算出してみました。


比較するファンドは以前と同様の以下の五つ。

・インデックスファンドTSP 日興アセットマネジメント 信託報酬 税抜0.52%(年)

・SMT TOPIXインデックス・オープン 三井住友トラスト・アセットマネジメント 信託報酬 税抜0.37%(年)

・eMAXIS TOPIXインデックス 三菱UFJ投信 信託報酬 税抜0.40%(年)

・野村インデックスファンド・TOPIX(愛称:Funds-i TOPIX) 野村アセットマネジメント 信託報酬 税抜0.40%(年)

・日本株式インデックスe 三井住友トラスト・アセットマネジメント 信託報酬 税抜0.37%

<2015年1月15日追記>

TOPIXのデータは以下のサイトのデータを基に計算しました。


</追記ここまで>

1.TOPIX配当無と各ファンドの250日累計リターン差

141020_01

特にないので箇条書きで。

・縦軸が日経平均より若干大きい。

・やはり配当が出る日を含むか否かでリターン差も大きくなっている。

日経平均連動ファンドらの指数との250日間累計リターン差 2014年9月まで


連作です。前回までは



をご覧ください。

前回の結論として…

・信託報酬が最高値である日経ノーロード・オープン(DIAM)はトラッキングエラー最大値だった。

・信託報酬が大きく異ならない三つのファンド(SMT、eMAXIS、Funds-i)ではトラッキングエラーに違いが出た。特にSMTはDIAMファンド以下だが、eMAXISらに比べると大きかった。

・信託報酬最安値のニッセイ日経225は意外とeMAXIS、Funds-iと大きな違いはなかった。

なんといいますか…なんともセオリーを覆した内容ですことよ…

しかし…!それとなく書いておいたとおり「SMTがトラッキングエラーを出しているのはプラス側の乖離が原因ではないだろうか?」という気持ちもぬぐえません。

こうなったら調べるしかない!!やるからには徹底的だ!

(職場に以前いた大先輩おじいちゃんの口癖。モ人お気に入りのフレーズ)(ただしおじいちゃんもそうだったが口にした途端、自爆する可能性も高まる魔法のフレーズ)

というわけで、各ファンドとそれぞれの指数の日次リターンを250日づつ掛け算して250日累計リターン差を算出してみました。

比較するファンドは以前と同様の以下の五つ。

・日経ノーロードオープン DIAMアセットマネジメント 信託報酬 税抜0.80%(年)

・SMT日経225インデックス・オープン 三井住友トラスト・アセットマネジメント 信託報酬 税抜0.37%(年)

・eMAXIS日経225インデックス 三菱UFJ投信 信託報酬 税抜0.40%(年)

・野村インデックスファンド・日経225(愛称:Funds-i 日経225) 野村アセットマネジメント 信託報酬 税抜0.40%(年)

・ニッセイ日経225インデックスファンド ニッセイアセットマネジメント 信託報酬 税抜0.25%

<2015年1月15日追記>

日経平均指数は以下のサイトのデータを基に調査しました。


</追記ここまで>

1.日経平均配当無と各ファンドの250日累計リターン差

141017_01

やっぱりパルスが確認できますね。それと意外や意外、SMTが一番、累計リターン差が高くなっています。また、高コストのDIAMでも指数(配当無)に対してはプラスを維持できているようです。

TOPIX連動ファンドらのトラッキングエラー 2014年8月まで


−※−※−※−

要約

・前回のエントリのTOPIX版。トラッキングエラーのウォッチ。

・やっぱり配当無と比べると不自然にかい離が開くタイミングあり。

・日経平均に比べると、各ファンド同士の違いはあまり見受けられない?それはそれで不思議な…

−※−※−※−

というわけで、タイトルのとおり「TOPIX連動ファンド」に関してトラッキングエラーのウォッチを行います。日経平均連動ファンドのトラッキングエラーに関してはコチラ。


また、トラッキングエラーの算出方法は以下の「アクティブリスク」の算出方法に準じています。


(不思議な事ですが、「アクティブリスク」の時は『どれだけ乖離しているか?ベンチマークと異なった動きをしているか?』を見る為に計算したのですが、今回は『どれだけ乖離していないか?ベンチマークに寄り添った動きをしているか?』を見ています。ウォッチするファンド、そのファンドの目的が変わればウォッチの目的も変わるんですねぇ)

今回は「TOPIXに連動する事を目的としているファンド」について。以下に今回検討を行った五つのファンドをご紹介します。

・インデックスファンドTSP 日興アセットマネジメント 信託報酬 税抜0.52%(年)

・SMT TOPIXインデックス・オープン 三井住友トラスト・アセットマネジメント 信託報酬 税抜0.37%(年)

・eMAXIS TOPIXインデックス 三菱UFJ投信 信託報酬 税抜0.40%(年)

・野村インデックスファンド・TOPIX(愛称:Funds-i TOPIX) 野村アセットマネジメント 信託報酬 税抜0.40%(年)

・日本株式インデックスe 三井住友トラスト・アセットマネジメント 信託報酬 税抜0.37%

<2015年1月15日追記>

TOPIXのデータは以下のサイトのデータを基に計算しました。


</追記ここまで>

1.TOPIX(配当無)とのトラッキングエラー

141016_01

ふむぅ…やっぱりミョーンと飛び出すタイミングがあるみたいですね…配当がらみな予感がします。また、やっぱり1%以上の乖離を続けているので

(建て前のベンチマークはどうであれ)実質的に各ファンドが連動しているのはTOPIX(配当込)なのではないか?

という風に思えるグラフです。また、ほぼ全てのファンドで大きな違いは見受けられません。

日経平均連動ファンドらのトラッキングエラー 2014年9月まで


−※−※−※−

要約

・日経平均(配当無)と日経平均(配当込)に関して、五つのインデックスファンドのトラッキングエラー調べてみた。

・トラッキングエラーの大小は信託報酬の大小だけでは説明できない雰囲気やで。

−※−※−※−

インデックス投資界隈でここ数週間話題のトラッキングエラー。火付け役(?)はこちらのエントリ。


また、こんなびっくりな内容も。




モ人自身は月報をご覧のとおりインデックスファンドには大して投資しておらず、またファンド選定理由も「おおざっぱに把握しやすい」「コストがあるていど低廉(最安を追求するほどの姿勢ではない)」というヌルさ。

ご参考



しかし、どうやら「ファンドが設定したベンチマークが配当込なのか?配当無なのか?」「ベンチマークとのかい離率(=トラッキングエラー)は?」というデータを望む声がちらほら聞こえてきます。

これはいっちょ計算してみよう!という事で、不肖モ人めがトラッキングエラー(日次リターン基準、250日換算)を算出してみました。計算方法は以前取り上げた「アクティブリスク」と同様です。



今回は手始めに「日経平均に連動する事を目的としているファンド」について。以下に今回検討を行った五つのファンドをご紹介します。

・日経ノーロードオープン DIAMアセットマネジメント 信託報酬 税抜0.80%(年)(最高値)

・SMT日経225インデックス・オープン 三井住友トラスト・アセットマネジメント 信託報酬 税抜0.37%(年)

・eMAXIS日経225インデックス 三菱UFJ投信 信託報酬 税抜0.40%(年)

・野村インデックスファンド・日経225(愛称:Funds-i 日経225) 野村アセットマネジメント 信託報酬 税抜0.40%(年)

・ニッセイ日経225インデックスファンド ニッセイアセットマネジメント 信託報酬 税抜0.25%(年)(最安値)

<2015年1月15日追記>

日経平均指数は以下のサイトのデータを基に調査しました。


1.日経平均(配当無)とのトラッキングエラー

141015_01

…なんやねん、この珍妙なチャートは…全ファンドとも定期的にミョーンと縦に上がっていますね…これはどうやら配当が出たタイミングのようです。また、そもそも全体的に1%を超える水準の乖離がある事をかんがみると

(建て前のベンチマークはどうであれ)実質的に各ファンドが連動しているのは日経平均(配当込)なのではないか?

という気持ちになります。その他の気付きは箇条書きにて。

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