サブファンド解体新書#2 TMA長期投資ファンド(過去一年実績編)2013年7月20日追記アリ


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当ブログ、当エントリに『セゾン資産形成の達人ファンド』関連の検索ワードによって直接ご訪問の皆様へ。

当ブログでは【セゾン資産形成の達人ファンド】について、当エントリ以外にも色々なご紹介を行っています。お時間、ご興味がある方は以下のまとめも合わせてご覧いただければ幸いです。

【セゾン資産形成の達人ファンド】まとめ2013年12月16日現在 【セゾン資産形成の達人ファンド】まとめ2013年12月16日現在 | これが我が家の生存戦略

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サブファンド解体新書#1 TMA長期投資ファンド(基礎事項編) サブファンド解体新書#1 TMA長期投資ファンド(基礎事項編) | これが我が家の生存戦略の続編です。ことの経緯は新企画『サブファンド解体新書』のご案内 新企画『サブファンド解体新書』のご案内 | これが我が家の生存戦略に。

前回は【TMA長期投資ファンド】とは何か?をチェックしました。今回は現在セゾン投信HPで確認できる限りの【セゾン資産形成の達人F】月次レポート、過去12ヶ月分を基にTMA長期投資ファンドをウォッチしてみましょう。

(このエントリを書いてる段階では…今月は何故か13ヶ月分確認できますが(苦笑)普段は過去12ヶ月分が確認できます。)

(通常だと来月の月次レポートが掲載されると過去12ヶ月目のレポートはHPに掲載されなくなります。つまり、このエントリの内容を追体験する為には次回月次レポート掲載…8/5ごろ?までにセゾン投信のHPからpdfファイルを自身で保存しておかなければなりません。ご注意を)

まずは、前回チェックしたようにこの【TMA長期投資ファンド】は日本と国外の株式に投資するファンドですので、それぞれの株式の組み入れ比率(及び現金の保有比率)の推移をチェックしてみましょう。


ほほほー。2013年4月と5月のみに「物価連動債券」なんて組み入れてたんですねぇ。コレは「相場の過熱感を警戒していた」証拠でしょうね。実際、5/23にはTOPIXが一日で6.87%下落する大騒ぎになりましたし、その後の高ボラティリティ(変動率)相場は記憶に新しいですね。

また、先進国株式の比率はあまり変化はなく、日本株式と現金の比率だけが変わっているように見受けられます。

そして、注目すべきは6月末です。そう、現金比率を引き下げて日本株式の組み入れ率を増やしているんですね。アクセルを踏み込んだ、とも表現できそうです。


次に、【セゾン資産形成の達人F】の月次レポート内には【TMA長期投資ファンド】の月間騰落率が掲載されているので、【eMAXIS TOPIX】【eMAXIS 先進国】の月間騰落率と比較を行いました。


う、うーん…現金比率が高い時期を挟んでいるだけあってTOPIXファンドが上昇する局面ではついていけていないですねぇ…先進国株式も同様。

次に、累積リターンを検討する為に、2012年6月末の単価を10000として各ファンドの単価を指数化したものも表記します。


結果は変わらずですね。しかし、興味深いのは2012年内は【TMA長期投資ファンド】と【eMAXIS TOPIX】はいい勝負だったというトコロです。

…仕方がない…温めていたネタを引っ張りだしてきましょう…

以下は横軸に【eMAXIS TOPIX】の月次リターン、縦軸に【TMA長期投資ファンド】の月次リターンを表記した散布図です。表中の青の斜め線は【eMAXIS TOPIX】の月次リターンを表しています。プロットは全て【TMA長期投資ファンド】の月次リターンです。


実際の図を見る前に読み取り方の説明をば。

青斜め線の上にあるプロットが「月次リターンで【TMA長期投資ファンド】が勝利した月」

青斜め線の下にあるプロットが「月次リターンで【TMA長期投資ファンド】が敗北した月」

横軸がプラス・縦軸がプラス=図の右上側のエリア=【TMA長期投資ファンド】も【eMAXIS TOPIX】もプラス。上昇相場の中での比較

横軸がプラス・縦軸がマイナス=図の右下側のエリア=【TMA長期投資ファンド】はマイナス【eMAXIS TOPIX】はプラス。横軸が原点から遠く離れている場合(【eMAXIS TOPIX】は大きなプラス)が続くようなら要注意

横軸がマイナス・縦軸がプラス=図の左上側のエリア=【TMA長期投資ファンド】はプラス【eMAXIS TOPIX】はマイナス。下落相場中で【TMA長期投資ファンド】が踏ん張っている。

横軸がマイナス・縦軸がマイナス=図の左下側のエリア=【TMA長期投資ファンド】もマイナス【eMAXIS TOPIX】はマイナス。下落相場中での比較


この比較を行えば…

「比較対象のリターンが○○なぐらいだと超過リターンが期待できるようだな」

「比較対象が損をこうむるような相場では、相対的に踏ん張りが強いようだ」

「比較対象のリターンが××を越えるほどの急上昇相場ではついていけてないな…」

というような事が観察できます。


実はこの比較方法は『二つのファンドを比較する方法』というタイトルで、そのうちエントリにしたためようと思っていたネタです。

モ人ポートフォリオ内の【ひふみ投信】にしろ【結い2101】にしろ、どんな相場にも対応可能な万能選手ではありません。当然、相場状況の得手不得手があるという事はわかっていたのですが、そのあたりを可視化して表現できないかなぁと思っていました。


今回は1ヶ月リターン同士のみを行いましたが、例えばリスク同士の比較でもいいでしょうし、12ヶ月リターン同士なんていうのも面白そうです。

また機会(要望??)がありましたら、【ひふみ投信】にしろ【結い2101】にしろ、取り上げてみたいと思っています。


それでは、以下に散布図を示します。


○ (2012年7月から2013年6月の12ヶ月間では)下落相場での踏ん張りが見受けられる

○ (2012年7月から2013年6月の12ヶ月間では)上昇相場ではインデックスファンドの後塵を拝している…

ヌヌヌ…く、口惜しいッ!!次のウォッチまで、見てらっしゃい!!(誰に言っている)

2013年7月20日追記

このエントリの気付きとして当ブログにリンクを貼っている”いい投資”探検日誌 from 新所沢の管理人さんであるm@さんより、Twitter経由で気付きを頂きました。




なるほど、確かにそうかも。というわけで実際にリスクを計算してみました。(計算方法は、以前当ブログでも取り上げているリスクのお話〜計算編〜 リスクのお話〜計算編〜 | これが我が家の生存戦略の通りに行っています)

【TMA長期投資ファンド】 過去1年リターン=37.92% 過去1年リスク=12.87% シャープレシオ=2.95

【eMAXIS TOPIXファンド】 過去1年リターン=50.07% 過去1年リスク=17.74% シャープレシオ=2.82

ほほー。リターンだけを比べてると「インデックスファンドに追いついてない」のが目についてましたが、リスクも含めた視点に立つと「リスクを取った分のリターン」を示すシャープレシオには大きな違いが無いことが見受けられますね。

m@さんのブログエントリより『アクティブリスク』に要注目すべきだとわかったので、ソコも見て行きましょう。


…上記リンク先をご覧いただければわかるとおり、「アクティブに銘柄の選別を行います!」と言っておきながらインデックスファンドに近しい銘柄構成の「隠れ・なんちゃってインデックスファンド」をあぶりだす為に有用なステータス、それが『アクティブリスク』なのです!

と、このあたりの問題意識もいずれ自分のコトバで説明したいと思ってるんですが(苦笑)今回はあくまで【TMA長期投資ファンド】がTOPIXなどのインデックスにコバンザメのようにくっついてるだけなのか、銘柄選別の結果として市場に引きずられる部分があるのかどうか?を指数という側面からチェックしてみようという目的で計算を行いました。


せっかくなので、12ヶ月分月次リターンの相関係数(=R)と決定係数(=R^2)も計算してみました。

R=0.779 R^2=0.608

ほう…Rは0.5以上で相関関係が無視できない、0.7以上で相関はあると見えるという表現が多いのですが、こうしてみると「インデックスとまったくの無関係とはいえない」「関係が強いともいえない」という具合ですね。

しかし、リスクも含めた視点ですっきりした〜

m@さん、気付きいただき、ありがとうございましたッ!!

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか




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