サブファンド解体新書#3 ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA(基礎事項編)


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当ブログ、当エントリに『セゾン資産形成の達人ファンド』関連の検索ワードによって直接ご訪問の皆様へ。

当ブログでは【セゾン資産形成の達人ファンド】について、当エントリ以外にも色々なご紹介を行っています。お時間、ご興味がある方は以下のまとめも合わせてご覧いただければ幸いです。

【セゾン資産形成の達人ファンド】まとめ2013年12月16日現在 【セゾン資産形成の達人ファンド】まとめ2013年12月16日現在 | これが我が家の生存戦略

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今月も、先月同様新企画『サブファンド解体新書』のご案内新企画『サブファンド解体新書』のご案内 | これが我が家の生存戦略にて予告したとおり、【資産形成の達人F】のサブファンドウォッチ企画をやっていきますよ〜。
 
今月は【ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA】について、基礎事項を調べてみましょう。

 

 1.運用会社
 
日本コムジェスト株式会社


(【セゾン資産形成の達人F】交付目論見書より抜粋)
 
>欧州地域を中心に評価が高いアジア・エマージング株式やヨーロッパ株式の運用プロダクトを日本の投資家へ提供するために、2007年3月に設立されました。

『コムジェスト・エス・エー社』というフランスの独立系運用会社の日本法人なんですね。
 
>株式のアクティブ運用に特化した独立系資産運用会社。世界中の株式市場において、会社としてのクオリティが高く、長期的に安定した利益成長を遂げられる、クオリティ・グロース企業を発掘・選別し、長期的に投資して行くことによって、優れたパフォーマンスを投資家に提供していくことを信条としています。
 
東京海上アセットマネジメントの『独自の徹底的な調査と分析』に対応するのが『クオリティ・グロース企業を発掘・選別』していくという事なのでしょう。
 
日本コムジェスト株式会社 日本コムジェスト株式会社のHPの『運用哲学』の項目のスナップも

 
なかなかに興味深いのはこのコトバ。
 
> コムジェストは、規律ある運用プロセスによって、長期的に市場よりも低いリスクで市場平均よりも高いリターンを達成できる企業を選択することに努めています。
 
規律ある運用プロセスとは??と思っているとHPにそのもの「運用プロセス」というページがあるではないですか!!
 
 
ふむふむ…長い…長いんですが、大まかに五つのステップに分けられるようです。
 
【潜在的な投資銘柄のスクリーニング】
市場など全体の投資対象から、定量的・定性的な判断基準でふるいわけ(スクリーニング)を行う。
 
【候補銘柄の詳細な分析】
⇒上記のふるい分け後に残った企業に対して、さらなる分析や経営者へのインタビューを通じて分析を行う。
 
【投資ユニバースの選定】
⇒上記の分析の結果、運用チーム内でのディスカッションを行い『投資ユニバース』…すなわち「投資対象となりうる銘柄」とするか否かを判断する。
 
>ある企業を投資ユニバースにいれることを満場一致でいったん決めると、その企業は厳格に選別された数の少ないクオリティグロース企業リストに加えられます。
 
とあるので、この【投資ユニバースの選定】というのはコムジェスト社にとって大切な『クオリティ・グロース企業』を選定する、大切なプロセスなのだと思われます。
 
【企業評価】
⇒上記の選定後、投資対象となった銘柄に対して、いくらの株価が妥当か?という評価を行います。HPには、そのおおもとになる考え方が書いてあるようです。
 
(つまり、投資ユニバースに入ったとしても、株価が割安かどうかのチェックを行わないと投資はできない、という事です。当たり前ですね)
 
【ポートフォリオ構築】
⇒【投資ユニバースの選定】【企業評価】の両方を照らし合わせ、『投資ユニバース』内にある企業のうち、評価株価より割安なものや、全体のバランスなどポートフォリオマネージャーの判断を総合して組入れ銘柄・組入れ比率の決定を行います。
 
【企業評価】までのプロセスが「ある銘柄についての評価」…つまり個別評価だったのに対して、【ポートフォリオ構築】は「ファンド全体を俯瞰して最適になるように」という全体最適の視点で評価しているトコロが印象的ですね。
 
2.運用方針

 
(【セゾン資産形成の達人F】交付目論見書より抜粋)
 
…えーっと…個別のファンドの方針が云々ではなく、運用会社の運用哲学が全てを物語っていますね。
 
あえて気付きをひねりだすなら、【ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA】は「ファミリーファンド方式」である、という事ですか。日本コムジェスト株式会社はベビーファンドの管理だけを行い、世界中から集めた資金を、フランスのコムジェストSA社のマザーファンドで運用する、と。(多分ですよ)
 
 
3.コスト(支払い手数料)
 
−注意:売買手数料などの事前にいくらかかるわからない、いわゆる『実質コスト』は述べません。
 
信託報酬に関して

 
(【セゾン資産形成の達人F】交付目論見書より抜粋)
 
…うーん、実をいうと【セゾン資産形成の達人F】の中で一番高い信託報酬なんですね。(もう一つ同率一位のファンドがありますが)先月は【TMA長期投資ファンド】を一般的な投資信託と比較したのですが、よくよく考えてみると
 
「機関投資家向けファンドの信託報酬は販売会社の取り分がないのではないか??」
 
と思えてきました。以前、コストについて触れたエントリを書きましたが、「信託報酬は運用会社:販売会社:信託銀行の三者で分け合う。配分は概ね45:45:10」と説明しました。
 
つまり
「仮に販売会社が受け取る45%がなければ、相場の信託報酬より45%安いコストが設定できるのではないか?」
 
「むしろ機関投資家向けファンドの信託報酬を55で割って、100をかけたら個人向け同ファンドの信託報酬額(予想)が算出できるのでは?」
 
と思えてきたんですね。後者(仮に【ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA】が個人向けにも発売されたとしたら)を想定して信託報酬を算出すると…
 
1.00 / 55 × 100 = 1.82 % (年率・税抜き)
 
…うわぁお…高過ぎですやん…うん…たぶん単独で売ってたら購入には二の足踏んでるな…自分は。
 
 −※−※−※−
 
次回は、過去一年間の組み入れ資産の割合や銘柄、騰落率などをチェックしてみましょう。
 
それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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