サブファンド解体新書#4 ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA(過去一年実績編)


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当ブログ、当エントリに『セゾン資産形成の達人ファンド』関連の検索ワードによって直接ご訪問の皆様へ。

当ブログでは【セゾン資産形成の達人ファンド】について、当エントリ以外にも色々なご紹介を行っています。お時間、ご興味がある方は以下のまとめも合わせてご覧いただければ幸いです。

【セゾン資産形成の達人ファンド】まとめ2013年12月16日現在 【セゾン資産形成の達人ファンド】まとめ2013年12月16日現在 | これが我が家の生存戦略

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続編です。ことの経緯は新企画『サブファンド解体新書』のご案内 新企画『サブファンド解体新書』のご案内 | これが我が家の生存戦略に。
 
前回のサブファンド解体新書#3 ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA(基礎事項編) サブファンド解体新書#3 ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA(基礎事項編) | これが我が家の生存戦略は【ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA】とは何か?をチェックしました。

今回は現在セゾン投信HPで確認できる限りの【セゾン資産形成の達人F】月次レポート、過去12ヶ月分を基に【ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA】をウォッチしてみましょう。
 
まずは、株式の組み入れ比率(及び現金の保有比率)と組入れ銘柄数の推移をチェックしてみましょう。

 
先月チェックした【TMA長期投資ファンド】とはうってかわって、常に株式の組み入れ比率が95%以上…いわゆる「株式組入れ比率を高位に保つ」運用(=フルインベストメント)だといえます。



組入れ銘柄数は30〜35銘柄と(投資対象地域が欧州全域である事を考えると)集中投資となっています。 


ご存知のとおり【セゾン資産形成の達人F】の月次レポート内には【ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA】の月間騰落率が掲載されています。
 
投資対象地域がヨーロッパなので「日本で買い付けられる欧州圏のインデックスファンドって無いから比較しづらいなぁ…どうすべ…」と思っていましたが…

思っていましたが!!あった、ありました!!直接買い付けは無理でも、FoFの中に!!
 
それは…【セゾン・バンガード・GBF】内の【バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックスファンド】。このファンドの月間騰落率と比較すればよいではないですか!

大変都合のよろしい事に、この【バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックスファンド】は同じセゾン投信HPから確認できる【セゾン・バンガード・GBF】の運用レポート内に円建てでの月間騰落率が記載されています。為替など考慮する必要が無く、大変親切です(笑)
 
以後、グラフ中では【ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA】の事を【NCヨーロッパファンドSA】と表記します。
 
それでは、一か月リターン同士の比較です(今月からは超過リターンも併記するようにします)
 
 
緑色の超過リターンに注目してみると…
 
〇 超過リターンがマイナスになっているのは「【バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックスファンド】が大きく上昇した月」に限られている。
 
〇 超過リターンがプラスになっているのは、上記と反対に「【バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックスファンド】が下げている、もしくは上昇具合が鈍い月」になっている。

なるほど。【TMA長期投資ファンド】も似たような傾向でしたね。上昇にはついていけないが、下落は食い止める、もみあい相場では超過しやすい、と。

 
それでは気になる「一年間の累積リターン」を比較してみましょう。横軸は「2012年7月末の基準価額を10000として指数化」した値をとりました。

 
12月、1月は負けているものの最終的には僅差で勝っていますね。
 

一か月リターン同士の散布図も示します。(『二つのファンドを比較する方法』…というエントリを書いておくべきだった…)

 
こうやって可視化すると一目瞭然ですね。

○ 【バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックス】が5%以上、上昇した月にはついていけていない。(全12点中6点)

○ 5%以内の上昇、もしくは下落の場合は全て勝っている。(全12点中6点)
 
 
最後に前回のサブファンド解体新書#2 TMA長期投資ファンド(過去一年実績編) サブファンド解体新書#2 TMA長期投資ファンド(過去一年実績編) | これが我が家の生存戦略では気付きを得て、追記を行っていました。リスクとシャープレシオ、アクティブリスクの評価です。
 

リスク・リターンの計算方法については以下のエントリをご覧ください。
 
 
 
【ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA】 
過去1年リターン=60.72% 過去1年リスク=14.79% シャープレシオ=4.11
 
【バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックスファンド】 
過去1年リターン=59.34% 過去1年リスク=18.48% シャープレシオ=3.21

こ、これは面白い!リターンは取り立ててさわぐほど違いが無いのにリスクは2割も違いがあります。そして、その差がシャープレシオに大きく出ている。


シャープレシオが高い!という話をすると「いや、キャッシュポジションを厚めにしてたんだろ?だから市場からの影響が小さかったんだろ??」という反論が出がちです。

しかし、エントリ冒頭でチェックしたようにキャッシュポジションは今回比較した一年間を通じて、ずっと低いまま推移しています。これは、純粋に運用手腕によるリスク抑制の結果だと評価して間違いないのではないでしょうか?

そして、アクティブリスクのチェックです。アクティブリスクの意味と、そのチェックする意義は下記の”いい投資”探検日誌 from 新所沢よりm@さんのエントリをご覧ください。


アクティブリスク7.21%

ほうほう、アクティブリスク7%、と。上記エントリでm@さんは

>「アクティブリスクが5以下のファンドはできるだけベンチマークから離れたくない運用をしていると言うことができます。」

と表現されています。よって、【ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA】はなかなかの「市場平均に対してコバンザメ運用していない」ファンドだといえるのではないでしょうか。

−※−※−※−

いかかでしたでしょうか?二回のエントリにわけてサブファンド解体新書シリーズ第二のファンド【ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA】に関してウォッチしてみました。
 

このファンドは、【セゾン資産形成の達人F】の中でも一番多い組入れ比率となっています。また、同ファンドの中でも唯一の『ヨーロッパ地域株式への投資担当』となっています。
 
以前、ホンの少し書きましたが、【セゾン資産形成の達人F】は「MSCI All Countly Index」(全世界株価時価総額比率の指数)に対して…
 
〇 企業価値・市場価値に対して相対的に割安なままになっている『日本』『ヨーロッパ』を多目に保有する。
 
という判断を行っているそうです。『日本』の部分は三つのファンドに分散させていますが、『ヨーロッパ』に関しては、この【ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA】が全てを担っています。
 
上記の事情により、この【ニッポン・コムジェスト・ヨーロッパ・ファンドSA】は(FoFとしては地域・企業・投資哲学などの分散が図られているものの)【セゾン資産形成の達人F】のキモとも呼べる大切なファンドです。【セゾン資産形成の達人F】に興味がある、投資している方は、一度は日本コムジェスト社のHPをご覧になることを強くおススメします。
 
 
(長いですけどね…)
 
それでは せいぞんせんりゃく しましょうか
 
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