【速報】政府が厚生省公安局による治安維持活動を承認へ

政府はこのほど、厚生省公安局による治安維持活動を承認する事を認めた。

また、同様の職能を現有する警視庁・検察庁の権限を順次縮小、厚生省公安局に譲渡する事を合わせて決定している。

Highway patrol car - NISSAN Skyline (V35)Highway patrol car - NISSAN Skyline (V35) / MIKI Yoshihito (´・ω・)

厚生省公安局は監視官2名・執行官4名からなる刑事課内チーム(一係、二係…と呼称)やそれをサポートする分析部門などを擁する組織であり、「犯罪は病気である」という理念の基、これから犯罪をおかす可能性の高まった者=『潜在犯』の捕獲・更生を目的としている。


ご存知のとおり、我々の生活の中に包括的生涯福祉支援システム=『シビュラシステム』があらわれて早30年が経つ。

サイマティックスキャンによって計測した生体力場から市民の精神状態を科学的に分析し、得られるデータを『サイコパス』として数値化、そこから導かれた深層心理から、職業適性や欲求実現のための手段などを提供する『シビュラシステム』。このシステムの一段進化した活用法として、『犯罪係数』が重視されるようになったのも、取り立てて特別な話題ではなくなった。

『犯罪係数』…シビュラシステムによって数値化されたパラメータの1つで、犯罪者になる危険性を表した数値。上昇した犯罪係数は、セラピーによって下げることのできる数値に限界があるとされており、数値が一定の基準を超えて回復しない者は、犯罪を犯す以前に「潜在犯」と呼ばれ、社会から実質的に排除・隔離される。

厚生省公安局では上記の刑事課内の監視官、執行官に携帯型心理診断鎮圧執行システム:『ドミネーター』を持たせ、治安維持活動を展開する方針を打ち出している。
参考画像:ドミネーター

『ドミネーター』は登録された所有者のみによって扱われるように厳重なロック、網膜承認などの幾重にも及ぶセーフティーシステムによって守られている。

『ドミネーター』は銃口を向けた対象のサイマティックスキャンをシビュラシステムに最優先権限タスクとして命令、算出された犯罪係数の結果をもとに、潜在犯の捕獲・更生の為の麻酔銃(ノンリーサル・パラライザーモード)の発射を使用者に促す。


対象の犯罪係数が規程値以下−つまり『潜在犯』たりえない場合はトリガーがロックされる。


仮に対象の犯罪係数が300を超える場合、他の人間に『犯罪係数』(もしくは犯罪性向というべきか)の感染−つまりサイコハザードを引き起こす可能性が高くなり、一刻も早い排除を行う必要が出てくる。速やかに排除活動を執行する為に必要な措置として『ドミネーター』は殺人銃(リーサル・エリミネーターモード)へと変形する。


また、サイマティックスキャンの実行できない無生物(施設・ドローンなどの機械)に対しても、『ドミネーター』自身が所有者の身に危険が迫っていると判断した場合、脅威を排除する為に分子分解銃(デストロイ・デコンポーザーモード)へと変形する。



サイコパス診断は街頭スキャナーや定期健診を通して、我々の生活の指針として役立っている。何か問題があり、心理的なストレスが増大した状態(サイコパスの中でも一番身近な表層心理は色で表現される為、ストレスが増大する⇒色相が濁ると表現される)になったとしても、シビュラシステムによる最適なストレスケア方法が提案、実践の助けをしてくれる。


このように『潜在犯』や『ドミネーター』などの話題は、普通に生活しシビュラシステムを受け入れて幸せな生活を送っている我々市民には関係のない話だ。


シビュラシステム導入当初こそ『(何もしていない、企んでもいないのに)自身が『潜在犯』と認定されるのではないか?』という恐れや、『本当にシビュラシステムの診断に間違いはないのか?』という疑義の声も上がっていた。しかし、時が流れサイマティックスキャンと「より良い人生への指針」を示すものとしてのシビュラシステムへの信任が高まるにつれ、こうした声はナリをひそめたようだ。

(シビュラシステムに疑義を挟むモノはすべからく潜在犯として排除された…という可能性を指摘する声もあったが…いや、ここでは論考を差し控えたい)


厚生省公安局局長−禾生(かせい)氏は

「犯罪は病気である。潜在犯はその病理の媒介者として感染源となる可能性が極めて高いと言わざるを得ない。今後は潜在犯を見つけ次第捕獲、隔離する事によって公衆衛生に資する事ができるように尽力したい。皆さんからの情報…どんな些細な事でも構わないので、様子の変わった方がいらしたらご一報いただきたい。

また、感染能力の高まった潜在犯は速やかな排除が必要である。市民の皆さんに病気を感染させないように、街頭での即時執行という事も十分にありうる。関係各部署、連携を行って職務を全うしていくので、ご不便、ご面倒をおかけする事になる事があるかもしれないが、ご理解いただければ幸いである」

との声明を発している。

なお、ドミネーター導入は本日より、社会実験モデルとして全国政令指定都市のうち秘密裡に選抜された1ヶ所にて試験運用が開始される。どの都市で開始されるのかについて

「市民の安全、不必要な不安を煽らないように細心の注意が必要であり、現時点では公開できない」

としている。

アナタの街に、『ドミネーター』を持った厚生省公安局員がいるのかもしれない。

「犯罪係数232。執行対象です」

虚憧通信 2114年4月1日 模仁 聖護
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