読書感想文 評価経済社会・電子版プラス[Kindle版]


連作です。前回は以下のリンクからどうぞ。



評価経済社会・電子版プラス
株式会社ロケット (2013-07-11)
売り上げランキング: 2,624

 
まずは、Amazonの説明と目次からの引用です。

>Amazon Kindle にて先行配信!
電子書籍版特典として、経済週刊誌のインタビュー記事をノーカットで収録しました。


「アベノミクス」の次は「オカダノミクス」!?
僕たちの世界は、もうすでに「お金」の時代から「評価」の時代に移行し始めている?

ネット上で賛否両論、議論を巻き起こした「評価経済」の原点が今ココに。


Twitterのフォロワーが100万人いる人が1億円かせぐのは簡単だが、1億円持っていてもフォロワーを100万人にするのは難しい。

大変化の時代をやさしく強く生き抜くための社会と人生の解説書!

【目次】
まえがき
第1章 貨幣経済社会の終焉

第2章 パラダイムシフトの時代
第3章 評価経済社会とは何か?
第4章 幸福の新しいかたち
第5章 新世界への勇気

新版への付録 クラウド・アイデンティティー問題
電子版おまけ 「日本は“評価経済”の高度成長期に入った」


今にして思うと書いている内容もいくらか実例やたとえ話は初めて聞くものもありますが、結論やこれから起こるであろう事というのは他のトコロでもよく聞く内容でした。

他のトコロ、と簡単に言いましたが、特に一昨年から購読を始めた佐々木俊尚さんの有料メルマガ〜未来地図レポート〜の事を意識しています。同メルマガでは

「昭和から続く価値観が終わりを迎えつつある事」

「これからの世の中は別の価値観を大事にする人が増えるであろうこと」

などを色々な例を基に示されています。

昨年刊行された新書『レイヤー化する世界』でもこうした「現状は『従来からの価値観』と『新しい価値観』の二つが混沌と混ざり合った移行期間である」という主張をなされています。



しかし、以前はこうした主張に触れるたびに

「今までと違う事が起こる・起こりつつあるという事はわかった」

「その実感もある」

「しかし、その『新しい世界』で自分は、どうあればイイのかわからない」

というモヤモヤさが残っていました。


佐々木さんのメルマガ中では色々なエピソードを挙げながら

「一つの組織・集まりに友好関係・人間関係を埋没させるのではなく、趣味や運動、近所づきあいなどなど小さい組織・つながり(=レイヤー)を多く持つべき」

と主張されています。それ自体は納得できるんですが…もうすでにそれを実行している自分は次に何をすればイイの?なんて…

(ゴメンなさい。ウソついてますね。レイヤー、あんまり多くないです。会社、家族、ブロガー界隈…ぐらいですか。)

しかし、この本はその『解決法』…というより『解釈法』を教えてくれました。なんとまぁ簡単すぎる『解釈法』だった事よ。

〇 パラダイムは、その時代に『余っているモノ』と『不足しているモノ』によって定義される。(『やさしい情知の法則』)

〇 人間は『余っているモノ』を贅沢に使い、『不足しているモノ』を貴重に、大切に扱う事をよろしいと感じる。

〇 昭和頃は産業革命によって時間をお金に、得たお金でモノを買う『モノ余り』『時間不足』の時代だった。モノを多くもち、モノをどうやって得るのか?希少な時間をどうやってより多くの(あるいはより立派な)モノに変換するのか?を志向する社会だった。

〇 現代はインターネットの発達・情報の双方向発信性による『情報余り』の時代。つまり、一つの情報に対して「その情報の解釈」が無数に発生する社会。有り余る『情報の解釈』を、どういう風に自分にコーディネートしていくのか?そのセンスが問われる時代。


…つまり、今やってる事をもうちょっと意識的に行い続ければ、多少の事はどうにかなりそう…そういう風に感じる事ができたんですね。同時に気を付けるべきことも当然ありますが。

あと、以下のブログ記事にあるように「この本の内容をアタマからどっぷり入れ込んでふるまうのはちょっと違う」とも思います。


「評価経済社会」が完全に「貨幣経済社会」を飲み込む可能性というのは…今からではちょっと想像できないですね。そうなった時はそうなった時なりの立ち回りをすべきか、と。アタマの片隅で「評価経済」覚えてるだけでも「何が起きているのかさえ理解できずに右往左往」よりはよっぽどマシですし。

そりゃ、給料も正視に耐えない程の薄給ぶりですし、子供も三人生まれて五人家族になったんだし、そもそも会社サマがいつまで存続するのか?っていうか転職するのか?当ブログらしくお金の心配を列挙しただけで、こんなにもせっぱつまった状況ではあります。

しかし、この状況を「ビクビクして過ごすのか?何が起きているのか理解できない⇒不安のまま過ごすのか?」と自問すると「そんな人生はまっぴらごめんだな」とも思えます。

「変化のさなかにいる自分たち」を自覚しつつ…変化に逆らう事なく、変化に呑みこまれるでもなく。変化は変化として受け入れていく。そして、もう二度と帰ってこない『いま』を大切にする。ありきたりだけど、結局それが一番大事な事なんだろうな…と思える結論でした。

大マジメに『評価経済社会とは!』とか『パラダイムシフトが!!』と肩肘張って読むのではなく、「ああ〜そうだよね〜。うん、あるある」ぐらいのゆるさで手に取ってみるのが、正しい読み方なのかも。やさしい情知の法則の部分だけでも納得感デカいので、未読の方は是非。

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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私たち人類の身体は、他の動物に比べて特に、社会的価値に強く共鳴する機構になってい
  • 哲学はなぜ間違うのか?
  • 2014/04/29 7:32 PM

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