分配金つれづれ 2014年7月


でたーッ!『〜つれづれ』ってつけときゃまとまってなくても書いちゃってOKだろうマインドだーッッ!!


本日のお題は投信ブログ界隈で何かと話題にのぼる『分配金』について、です。


え?「このブログでは『分配金』について書くのは封印したんじゃなかったけ??」ですって???


…よ、よく覚えてらっしゃいますね…いつも当ブログをご覧いただきありがとう、ございます…(ゴクリ


しかし、まってください!上記エントリで封印を宣言したのは『毎月決算型(笑)』というカテゴリーだけです!分配金全般について語るのはOK!セーフなのです!!(屁理屈?)

(ちなみに、某大御所投信ブロガーさんが『債券』の事を『債権』と書くのをチェックする程ではありませんが、自分も『毎月決算型投信』の事を『毎月分配型投信』と表現するのには抵抗があります。)

(『債券』と『債権』の違いは、相互リンク先のとよぴ〜さん@高配当ETFで戦略的インデックス投資日記


がわかりやすくまとまっています。債権者と債務者のイメージ画像にも要注目)


−※−※−※−

分配金…ファンドの決算日ごとにファンド運用者の判断により、「1万口あたり〇〇円」という単位で純資産総額から受益者に払い出されるお金です。

言葉にするとコレだけなのですが、どうにも≪純資産総額から≫≪受益者に≫≪払い出される≫という部分の理解が歪みがちな分配金。

毎月決算型(笑)については散々語ってきたので、今回はインデックスファンドや自分が保有しているファンドの分配金について思うところを綴ります。

1.インデックスファンドは分配金を出すべきではない

コレは各投信ブログで散々言われている事ですね。個人的二大黒船インデックスファンドシリーズ−【SMT】シリーズ&【eMAXIS】シリーズのうち、大変残念な事に【SMT】シリーズはホンの申し訳程度の分配金を出す傾向にあるようです。

インデックスファンドは、ご存知のとおり指数に連動する運用を目標としていますね。そして、同じ目標指数に連動するファンド同士を比べた場合、当然コストが低いほうがより目標指数に近く連動します。(=相対的にパフォーマンスが高くなります)

しかし、インデックスファンドも一昔前に比べて選択肢が大変豊富になってきました。(といっても自分は【SMT】前夜ぐらいの事しかわからない新参者なのですが)しかも、低コスト競争も数ベーシスを競うマッハの世界(1ベーシス=1%の百分の一)へと突入しています。

(ロジカルに考えると一番低コストのモノ以外は選択する必要はありませんからね。その『一番』を達成して勝者になるか?『それ以外』の敗者として生き恥を晒すか?苛烈なレッドオーシャンになってしまいます。)

こうなってくると、信託報酬のような固定コスト以外にも

「マザーファンドの純資産総額(つまり規模)大きい⇒売買手数料低減が期待できる&ファンドの存続が期待できる」

とか

「信託財産留保額がある・ない⇒リレー投資時のコストになるか?保有し続ける人へのケアはあるか?」

といった点も重要な検討要素となってきます。(信託財産留保額は投資家それぞれの解釈によって理解が別れる点ですね。モ人は「あると嬉しい要素。なくてもいいけど」「あるからといって避ける程の事はない」という風に重要視はしていませんが。リレー投資する人にとっては「あるとアウト」な項目でしょう)

しかし、「分配金を出す・出さない」が事前にわかっているとどうでしょうか?

分配金は受け取るにせよ、再投資するにせよ、払い出された段階で(利益がでているなら)課税されます。インデックス投資では≪税金≫も立派な−そして、警戒すべきコストとされています。数ベーシス単位の信託報酬の差がブッ飛んでしまうほどのインパクトです。

やっかいなのは「そのインデックスファンドが分配金を出すか?」というのは過去の決算毎の態度から予想する事しかできない、という事実。今は無分配を貫いている【eMAXIS】シリーズですが、これからも無分配を貫いてくれる保証は一切ないのです。(仮に分配金を出したら叩かれるでしょうけどね)

「シミュレーションしてみたけど大した額じゃ無いぞ」

という頓珍漢な事をいう人も世の中にはいますが、インデックス投資という手法に於いては「削減できるコスト」は徹底的に削減すべきなのです。額の大小を持ち出すのは、このスジではお門が違います。


2.その他のファンドでは仕方ない?

上記で

「分配金は純資産総額を取り崩しているだけ。利益がでていれば課税さえされる。害悪でしかない」

という主張を行いました。そうなると「分配金を出すファンドは全て悪」という事になるのでしょうか??

コレには、二つの視点からそれぞれの結論が出てくる…モ人はそんな風に考えています。

インデックスファンドのように、同じ指数に対して連動する選択肢が豊富な場合では上記の通り「分配金を出すのは悪」と即断できます。インデックス投資という手法では信託報酬のように明示されているコスト以外にも、「自分から出ていくお金」は全てコストとして見なすべきですから。

一方、その他のファンド(ここでは「毎月決算型」のように『分配金を出しますよ!!すんごく多く!!』とアッピールしているものはひとまず置いておきますが、インデックスファンドではなく、それぞれの運用に個性があり、他に取替えのきかないアクティブファンドに関して)では「分配金を出すファンドは全て悪」なのでしょうか?

何度も書いているように「分配金を出す」かどうか?出すとして金額をいくらにするのか?はファンドの運用会社が決定する事です。

インデックスファンドのように類似の選択肢がある場合は「分配金を出すぐらいなら他に投資する」という態度も取れます。しかし、アクティブファンドのように「分配金のあるなしの選択肢がない」ファンドも多数あります。


<仕方ない>と書いてあるとおりモ人自身は、「分配金もらえて嬉しい♪」という事は全然なくて、実際は「え…出したの…分配金…うーん…ま、しゃーないか」ぐらいの感覚でいます。つまり、分配金のあるなしでファンドを選択はしない。

毎月決算型をありがたがる方々のように、「分配金がある」事、特に頻繁にたくさんの分配金がある事をポジティブに評価しません。というか論外です。<仕方ない>にも限度があります。

一方で、一般的なインデックス投資家のみなさんのように、「分配金がある事」に対して、「では他に乗り換える」というほどネガティブな評価もしていません。合理性には欠けている自覚がありますが、インデックスファンドのように、代替の効く(オルタナティブな)選択肢がないアクティブファンドをポートフォリオのメインに据えているからには納得しておく必要があるのでしょう。


−※−※−※−


余談ですが。人間には『保有効果』という心理バイアスがかかっている、という行動経済学の研究成果があります。当ブログでも昨日取り上げました。

ご参考:保有効果のお話 保有効果のお話 | これが我が家の生存戦略

「毎月決算型は、分配毎に課税されて不利」「分配金は純資産総額を取り崩しているだけ。再投資しても複利効果なんかない」

こうした合理的な主張をかたくなに拒み続ける方々、というのが投信ブログ界隈にもいらっしゃるようです。そういう方々には一度

『アナタ自身が保有しているから、≪毎月決算型はスバラシイんだ!≫という思い込みがあるんじゃないですかね?』

『一度、ゼロベースで考えてみる事を強くおススメしますよ。保有してなかったとして、それでも買いたいのか。そうでもないのか』

(『まさか叩かれているから反論したい!なんてアマノジャクマインドから無理スジ、頓珍漢、明後日な議論をブッてるんじゃないですよね??』)



それでは せいぞんせんりゃく しましょうか


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