為替リスクのお話(外貨建て資産編) #saison_dotti


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要点

・≪為替≫そのものの勉強は専門書を読んでね☆

・『為替リスク』ってのも二つの側面から見えるよね。一つは外貨建て資産。一つは自国通貨建てだけど≪為替≫の影響を受ける資産。

・今回は外貨建て資産について書いてみる

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ちょっと開きましたね、新シリーズ『セゾン投信 どっち?』のお時間です。


前回はファンズオブファンズ(FoF)方式のお話でした。



今回は国際分散投資では避けて通れない≪為替≫についてのお話です。

といっても、投資に関してド素人のわたくしモ人は「≪為替≫というのは~」というようなお話をできる程の知識を持ち合わせておりません。そういう根本的な仕組みなどは専門書にお譲りします。タイトルからそういうのを期待していただいた一部好事家諸氏(好事家って…失礼すぎるだろ)には肩透かし感MAXで申し訳ないのですが、ご了承を。


ちなみに、モ人的に為替そのものの事を学んだのは今となってはアレやコレで大変モニョモニョっとしてしまうトコロがあるんですが…以下の書籍です…


…シノビー=サン…

あ、いえ。本の内容はOKです。実際大丈夫。安全です。安全。欺瞞ではありません。大丈夫。(何故かニンジャスレイヤー風のうろたえ方)

ワインとか新興国不動産とかのお話は別の書籍にしか書いてません。別の書籍に関して投信ブロガー界の本屋さんとして名高いレバレッジ投資実践記@エルさんの名エントリをご紹介しておきますね。最近のシノビー=サンのポジションを学ぶのに、これ以上ない良書のようです。(モ人未読)



脱線しました。もう一冊良書を。

円高の正体 (光文社新書)
安達誠司
光文社 (2012-01-17)
売り上げランキング: 206,147

…タイトルに隔世の感を禁じ得ませんね…『円高の正体』ッスか…最近は『日本株式、円安の神通力はもう通じない?』って見出しのニュース記事があるぐらいなのに…

この本の前半~中盤までに≪為替≫というモノの成り立ちや存在意義、実態が丁寧に記されています。また、終盤には「マネタリーベース」というちょっと専門的な考え方に加え著者の提唱する「違った角度から眺めるマネタリーベース」を紹介、タイトル通り『円高の正体』に迫っていきます。

新書で読みやすく、トンデモ理論でもなく、平易で読みやすい内容なので後者の方は今でもおススメできます。(前者は古い&自分が読んだ後に新版がでているようです。新版は未読。)


さて、「≪為替≫の仕組みまでは書きません」と書きましたが、『為替リスク』については言及しなければなりません。

『為替リスク』とは?

まず始めに断っておきます。モ人個人は『為替リスク』という言葉には二つの側面があると考えております。

1.≪為替≫が変動する事によって外貨建て資産の価値が為替によって変動する幅(可能性)

2.≪為替≫が変動する事によって外貨建て資産でなくても、市場参加者のインセンティブ&取引志向が変化して、結果として価値が変動する幅(可能性)

今回はとっつきやすい1について記しておきます。


外貨建て資産編

外貨…一般的にはドルが連想されますね。世界の基軸通貨ってヤツです。円安とか円高ってのも特に断りが入ってない場合はドル−円レートに関する記述が一般的でしょう。

日本国内で国際分散投資を行う場合、ドル建ての資産(例えば海外ETFや米国株)を購入する場合は円をドルに両替して購入する手続きが必要になります。また、セゾン投信の二つのファンドのように組入れ資産のう外貨建ての資産がある場合は、ファンドマネージャーが円をドルに両替して外貨建て金融商品を買付、ドル建てで保有している事になります。

(純資産総額、基準価額算出時にはドル建て資産を円換算しているのですね)

前者のように、個人投資家が直接外貨建て資産を取引・保有する場合には強く実感できると思うのですが、≪為替≫が変動するとドル建てでの資産価値が変動していなくても、円換算した資産価値が変動します。

また、≪為替≫が円安なり円高なりの方向に動いたとしてもドル建てでの資産価値が逆方向に動くと、円換算した資産価値は変化が少ない(価値の騰落が打ち消し合っている)という事も起こり得ます。


例:1ドル100円、40ドルの株を保有している場合(この段階では4000円の価値)

・1ドル110円、40ドルの場合⇒ドル建て(米国人から見た価値)は変化がないのに、円換算すると4400円と価値アップ

・1ドル90円、40ドルの場合⇒ドル建て(米国人から見た価値)は変化がないのに、円換算すると3600円と価値ダウン。

・1ドル110円36ドルの場合⇒ドル建て(米国人から見た価値)は1割のダウンだが、円換算すると3960円とほぼ変化なし。

・1ドル90円44ドルの場合⇒ドル建て(米国人から見た価値)は1割のアップだが、円換算すると3960円とほぼ変化なし。

etcetc…


こうなってくると、『同じ金融商品を見ている』ハズなのに、自国通貨建てに換算した場合の『自分にとっての価値』がそれぞれの国によって変化する事になります。

≪為替≫リスクを引き受ける、という事は一般的にはこの「≪為替≫変動によって自国通貨建てに換算した場合の価値の変動具合を引き受ける」という事になります。


また、≪為替≫というのは投資以外のさまざまな経済活動に影響を与えるし、また与えられるモノなので、簡単に予測したり、一個人や一国家の思惑によって動かす事はほぼ不可能だとモ人は捉えています。多少の「~であるべき」「~から予想される水準は…」というセオリーはあるのでしょうが…それとて絶対のことわりとは呼べないのではないでしょうか。


「為替予想はアナリストの墓場だ」


というのはインデックス投資界隈で評判の山崎元さんの言葉ですが、それだけ「為替予想自体をする事が無意味」だという事なのかもしれません。

≪為替≫リスクとは過去の為替の変動率(標準偏差)から概ね〇〇%という予想はできますが、それとて「無視するにはもったいないデータだが、絶対視するわけにはいかない」過去からの結果だと感じます。

また、今回はドル−円についてだけ述べていますが、世界にはユーロを始めさまざまな通貨が流通している事も忘れてはなりません。


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今回は外貨建てで実感していただきやすい海外ETFや米国株についてとりあげましたが、個人投資家のとっつきやすさからすると、実際は「ファンドマネージャーがドル建てで取引・保有するけど、計上は円建てにしてくれている」投資信託に関してこそ「為替リスク」を感じていただきたい。

セゾン投信の二ファンドに限らず、外貨建ての金融資産に投資するファンドを保有している方々は一度ご自身保有ファンドの「通貨割合」をチェックされてみる事をおススメします。

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

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