資産(1/2)倍増プロジェクトのご案内(本編)

 
きっと何者にもなれない皆様、行楽の秋、いかがお過ごしでしょうか?モ人SYO−GOです。東京に住んでからこっち、紅葉を見に出かけるという事はなくなったのですが、高島平駅南の赤塚公園内は銀杏がきれいです。今年も見に行こう。

さて、先日ご紹介したちんあおさんのブログ

前エントリでは当プロジェクトを紹介する前に承前として、ネタ元である資産倍増プロジェクトのコンテキスト(文脈)を説明しました。かんたんにまとめると…

・理念は御大層。所得倍増計画を引き合いに出し、大風呂敷を広げる
・実際の行動は、立派な理念に対して追いついてない。あけすけにいうと「資産倍増」には程遠い
・サイトの更新頻度などを見ても、継続してプロジェクトを盛り上げていこう!という意思を感じない。

と散々でした。すでに投信ブロガーでは資産倍増プロジェクト自体に興味を持ってる人はほとんどいないのではないか?という状況でした。

一方、投資信託販売を取り巻く状況として
・窓口販売での少々強引な勧誘
・分配金利回りを強調したセールス
・話題の(販売員の売りやすい)テーマの投信を次々に乗り換えるように誘導する回転売買勧誘(=焼き畑農業)
が問題視されています。ターゲットは主に(まとまったお金を持っている)高齢者ではあるのですが、我々のような資産形成層(現状まとまった資産が無い若年層)に対しても分配金/基準価額×100で分配金利回りを算出して、「定期預金だと金利1%もつかないでしょ?ところが、この(主に海外債券や不動産)投信ならこんなに分配金利回りが高いんですよ!!」とセールスするようです。

基礎知識として。
分配金はファンドの純資産から取り崩して現金をファンド保有者に「払い出している」だけです。一定額を取り崩して生活にあてる、という高齢者の生活スタイルにマッチしてるんだーみたいな意見も耳にしますが、分配金額は運用会社が決めるものであって、ファンド保有者は決められた分配金を受け取るだけです。分配金が出た日に基準価額はだいたい分配金と同じだけ下がってます。ひとたび分配金の減額が発表されるとファンドから潮を引いたように資金が流出します。このあたりの状況は以前紹介した「Active Index」さんの「分配金は誰を幸せにするのか」に詳しく書いています。運用会社にお勤めだけあって問題意識は我々消費者より深刻です。(消費者から見て業界全体の信用にもつながる問題ですし)

こうした状況がある、という事は自分も投信ブログやチョクハン投信の書籍などで知ってはいました。しかし、幸か不幸か目の届く範囲に「窓口で買わされた投資信託をもっている」という人はいませんでした。(目の届かない範囲の親族には居たのですが…その話は改めて)

投信ブロガーさんでもちょくちょく「身内が買わされてた」というエントリーが取り上げられてたのですが、それに対する対策は「現状を確認させて、不利だと認識させる」「販売員の言う事は販売員の立場で言っているという事を認識する」という「対処療法としても啓蒙」しかできませんでした。現実、そのあたりが限界だとも思っていました。

しかし、ちんあおさんは違いました。(発想が)


…つまり、です。「債券とか不動産とか値動きが少なそうな投信なら買うけど株の投信は買わない」という「イメージ先行の勘違い」を自分のように「コレコレこうで理屈上間違っている!」と大上段から理屈を振り回すのではなく「ああ、そういうのならオレもってるけどコレコレこんなに損してるから他の低コストのファンドにしようと思うんだわ」と当事者として語る。特に損してるってのを前面に出して、身近な人間が「損をして投信こりごりとなる可能性の一つ」をつぶすという発想がユニークです。

自分の投資以外の趣味であるところのアニメ、模型、特撮ウォッチが(特にR45世代に)受け入れられにくく、マスメディアを通じて攻撃されがちなのですが、その攻撃方法がまさにこういう「ネガティブキャンペーン」なのです。未成年が加害者になる残酷な事件が起こるとそういう描写のあるマンガを叩く、といった風に(マンガに強く影響を受けたに違いない、って人間そんなに簡単なイキモノちゃうぞ。マスコミさんに強く影響受ける人間には身に染みるコトバなんだろうけど)

この資産(1/2)倍増プロジェクト(読み方はしさん かっこ にぶんのいち かっことじる ばいぞう ぷろじぇくと)。ネガティブキャンペーンの為に理想は各ファンドの価値が半分になることだそうです。計10本のファンドを500円づつだけ保有して経過をウォッチする…。損をしたら「〜%もさがっちゃったよ〜」と吹聴してまわり、得をしたら「〜円しか儲けなかったよ〜」と単位を使い分けるという案もTwitter上で見かけました(笑)普段は金融商品を選ぶ時に自分たち消費者が「販売側に都合のよいようにデータを切り貼りされる」(=データマイニングといいます)側なのですが、反対に直接販売側に提案するわけではないのですが、間接的に同じ手法を用いようとしているという皮肉(笑)

今後、どんな結果が待っているのか。すごく楽しみな企画です。いづれ改めて取り上げようと思ってはいますが、このブログを読んでいて「モ人のおススメはわかったけど、駄目なファンドってどんななのよ?」という人がいらっしゃれば、ちんあおさんのこの「資産(1/2)倍増プロジェクト」を定点観測する価値があると思いますよ。

以上、ユニークな取り組みだったのでブログの主目的から若干ハミだしながらもご紹介しました。

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか
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