【ひふみ投信】について〜その一・基礎事項編〜



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【ひふみ投信】【ひふみプラス】関連キーワード検索で当ブログにお越しの皆様へ

当ブログでは、今エントリ以外にも【ひふみ投信】【ひふみプラス】関連エントリをしたためております。


お時間、ご興味のある方は弊エントリと合わせて、上記まとめエントリもご覧いただければ幸いです。

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先日の予告どおり、レオス・キャピタルワークスさんの運用する【ひふみ投信】についてみていきましょう。

今回は『基礎事項編』として、以下の三要素にフォーカスしていきます。

『投資対象』

『投資哲学』

『手数料』

ちなみに、わたくしモ人自身のポートフォリオのうち約13%が【ひふみ投信】となっています。

ご参考:モ人ポートフォリオチェック 2014年10月 モ人ポートフォリオチェック 2014年10月 | これが我が家の生存戦略

また、一昨年の7月から今年の3月までは毎月定額買付:つまりコツコツ投資(k2k2投資)、積立投資を実践していました。現在は積立休止中ですが、それは主に自分自身の手持ち資産(キャッシュ)の都合であり、当該ファンドおよび運用会社に対する疑義が生じた結果ではありません。お間違いなきよう。


『投資対象』

主に国内の上場企業の株式。また、規模の拡大時に国内株式への投資のみでは従来のようなパフォーマンスを出す事が難しくなるので、順次外国企業への投資も行うべく調査や検討をしている、とのこと。(目論見書では海外株式への投資も運用範囲に入っている)


『投資哲学』

【ひふみ投信】公式ページより引用させていただきます。

>当ファンドの信託財産を長期的に成長させるために、世界経済、社会が変化し続けることを前提として、その変化に対して先見性を持って柔軟に対応します。

「世界経済、社会が変化し続ける」というのは「社会経済の中に置いてお金は流れ続けるし、その流れる方向や量は時として変化しうる」という事だと捉えている事だと読めます。

以前も取り上げましたが『レオス・キャピタルワークス』という社名の『レオス』とはギリシア語で「流れ」を意味しています。この『流れ』を見る事、掴む事をもって「その変化に対して先見性を持って柔軟に対応」という事なのかもしれません。

(といいつつも、自分だって「そんな事カンタンにできないだろ?」という風に身構えてしまいます。細かい銘柄選別やリスクオン・リスクオフなどの基準はまた改めて。ココでは『投資哲学としては社名である「流れ」を大事にしてるんだね』という程度でお願いします)


>また市場動向も常に変化し続けますが、特定の運用手法やスタイルにこだわらず、企業の価値と現在の市場価値との差(割安であること)やその企業の価値が時間とともに増加することに着目して、長期的な選別投資をします。

ココは字面どおり「変化に対して柔軟でいる為に、自らも枠にはまった態度でいないように気を付けます」ぐらいですか。

>人間は本来、社会に対して付加価値を創りだすことができますが、企業においても経営者や従業員をはじめとした多様な関係者(ステークホルダー)が各企業における独自の価値を創造し得ることを信じ、その企業の価値変化の可能性を、豊かな想像力を持って判断します。

…ふむ、このあたりは「信じる」というのが大切な文章だと感じます。


上記にてrennyさん@rennyの備忘録が取り上げられているとおり「人(運用者)が人(投資先企業内の経営者・従業員)を信じるのがアクティブファンド」とも言えますし、「人(投資家)が人(運用者の力量)を信じるのが〜」とも読み替えられそうです。

また、末尾の「豊かな想像力を持って判断します」というのも、前項の「こだわらない」部分と連動していますね。


≪余談≫

レオス社では朝のミーティング時に運用チーム全員が「それぞれの目線で感じた経済動向」のディスカッションを行っているそうです。それは、「為替が〜」とか「指標が〜」という型にはまった経済評価のみならず

「最近、〇社の発表したサービスってどんな人らが喜んで使うのだろうか?」

とか

「昨日立ち寄った本屋さんで平積みされていた書籍のタイトルから、本屋さんや出版社が今売りたい本やその方向−ひいてはどんな価値観が支持されているのか?どんな価値観がインパクトあるのか?が見えてくるかも?」

といった、ともすれば雑談の延長のような−しかし、それでいて「経済活動を担う一個人の目線」での気付きを持ち寄っているとのこと。

こうした「気付き」は一つ一つは具体的な投資行動や好パフォーマンスへの貢献にすぐに結びつくものではないのかもしれません。

しかし、同じ会社、同じ運用チームとはいえそれぞれ銘柄選別について違う視点を持ち、消費者としても違言う視点を持つ別個の人間。そのそれぞれの意見を集める事を、毎日毎日積み重ねて「流れ」の変化を判断する一つの基準にしているそうです。

エントリを改めて「銘柄選別の定量評価」についてもしたためておこうと考えているのですが、一方で上記のような定性的な意見を集める事、集めた意見、気付きを基に大きなトレンドの判断を行う事というのも【ひふみ投信】の魅力の一つだと感じます。


メディアへの露出も積極的なファンドマネージャー:藤野英人氏の事を「カリスマファンドマネージャー」と呼称したり、それ故にパフォーマンスがでていない時には叩かれている事も見受けられます。

ですが、上記のように決断そのものは藤野氏の力量・センスが問われる部分が多いものの、その決断に至る材料はチーム、いやレオス社全体のそれぞれ個性の異なる「人間」の気付きから提供されています。

以前、藤野氏はSNSにて(似た性格のファンドを評する際に)

『民主的に集めた知恵を独裁的に用いる事ができるかどうかがカギ』

という内容を書いていました。これを読んだ時、モ人はまっさきに

「レオスの朝会ってそういう事−つまり民主的に知恵を集める場−だったんだ!そして、その知恵を独裁的に使う−つまり良いにしろ悪いにしろ結果の責任はファンドマネージャーとして全て引き受ける−って事だったんだ!」

と思い、膝をメッチャたたいてました。(へぇボタン連打かよ←古すぎる


…とっちらかってしまいましたが、何が言いたいかというと

「【ひふみ投信】の魅力は藤野氏の運用力量だけじゃなくて、チームとしての観察眼も忘れないでほしい」

「とはいえ、集めた知恵を取捨選択するセンスはやはりファンドマネージャーに任されている。そして、その結果に対する評価にも責任を負った上で運用に臨んでいる」

上記の二つは不可分だし、結局ファンドマネージャーの力量・センスは必要なんですが、それだけじゃないぞ、と。それを書いておきたかったワケです。

≪さらに余談≫

このあたりは先日、したためた


にて「ひふみ投信は確かに合議制ではない」という部分に通じています。上記エントリの中だけでは表現できていなかったので、念の為追記しておきます。

(合議制ではない⇒独裁・独りよがりなどの懸念があるじゃないか!とおっしゃる向きもおられるでしょうが、上記のとおり、知恵・意見を民主的に集めるプロセスあったらばこそ。ただし、責任は決断者が背負う、というトコロでしょうか。)


『手数料』

投資信託の手数料については、当ブログでも以前取り上げました。過去ログも合わせてご覧いただければ幸いです。

購入時手数料:0%

かかりません。

信託財産留保額:0%

かかりません。

信託報酬:年率 0.98%(税別) 消費税8%で1.0584%、消費税10%で1.0780%です。

最近、当ブログでも個人での信託報酬の計算方法の提案をしています。お時間、ご興味のある方は合わせてどうぞ。

ご参考:【我流注意】信託報酬の計算方法【面倒くさい】 【我流注意】信託報酬の計算方法【面倒くさい】 | これが我が家の生存戦略

五年以上保有部分に対しては『資産形成応援団』という若干のキャッシュバックシステムがあります。当ブログでも過去にとりあげているので(今にして読むと読みづらくて恥ずかしいのですが…)以下をご覧ください。

ご参考:ココがスゴイよ!ひふみ投信[3]長期保有インセンティブ編 ココがスゴイよ!ひふみ投信[3]長期保有インセンティブ編 | これが我が家の生存戦略

次回は【ひふみ投信】の運用方法に関してチェックしていきます。


それでは せいぞんせんりゃく しましょうか


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