図解でわかる!資産形成に大切なこと


図解でわかる!…なんと「アレ」なひびきでしょう…最近はトンとご無沙汰になりましたが、モ人はもともとビジネス書大好きでした。そんなビジネス書のうち、特に売れた本は『図解でわかる!』という風に図画が増えたマイナーチェンジ書が刊行される事が多かったと記憶しています。今でも傾向はかわってないのかな?

(…これには『図解でわかる!』シリーズが出版される事によって新たな顧客を獲得−ひいては既刊への誘導を図る、もしくは既刊を読んでいて既に顧客になっている層に対して「なんかあたらしい事書いてるのかも」という期待のまま買わせる、というビジネス上の文脈をバシバシ感じてしまいます…)

というわけで、『図解でわかる!』シリーズです。前回のエントリは最初に『図』から浮かんだネタだったのですが、スピードを優先してテキストのみの更新としていた、という背景もあります。


>本当に大切なこと

>それは『上昇相場にそって市場に対して前のめりのリスクオン』をしないこと。

>同時に『下落相場に恐れおののいて完全に市場から撤退するリスクオフ』をしてしまわないこと。

前回、上記のように書きました。二つの要素がありますが、どちらも「しないこと・してしまわないこと」です。また、『上昇相場←→下落相場』と『リスクオン←→リスクオフ』の二軸によってマトリックス表示ができそうです。

ためしに、散布図のルール「制御できる項目(変化させる項目)を横軸に」「制御できない項目(結果を見る項目)を縦軸に」を意識して『リスクオン←→リスクオフ』を横軸、『上昇相場←→下落相場』を縦軸に取って表記してみます。

まずは、アカンヤツ二種類の描画から。


うん。アカンヤツですね。もう一言いうなら、仮に右上の『アカンヤツその一』になったとしたら、いずれ訪れる下落相場で左下の『アカンヤツその二』にクラスチェンジ⇒取りすぎていたリスクに茫然自失しながらの退場となる…そんな光景が目に浮かびます。

当然、上昇相場を味わう事なく、いきなり『アカンヤツその二』に陥る可能性もあります。どちらにせよ、『アカンヤツその二』になる、という事は「自分がとる事のできるリスクを把握できていなかった(軽視していた)」という事でしょう。

(つまり、『資産形成に大切なこと』とは『自分自身のリスク許容度の把握』に他ならないのだ!という意見もあるかと思います。それ自体は正しいと思います。

…ただ、このシリーズを通して言いたいことは「ただ単にリスク許容度(という定性的・マインドに訴えかけるモノサシ)を把握すべき!というより、下落・上昇を繰り返す市場に対してどういう態度でいるか?のほうがわかりやすいんじゃないのかな?と思った」という事です。)


次に、変則パターン(いきなり変則か)として「ドルコスト平均法による定額積立」を描画してみます。


…縦軸の『上昇相場←→下落相場』をまったく気にすることなく、一定のリズムでリスクオンをし続ける。コレですね。故に変則。


最後に、アカンヤツではない部分−つまり右下と左上の空いている部分をどう考えるか?というのも記しておきます。


左上の≪慎重派≫と表記した部分のマインドについてはちょっと前に当ブログでもつれづれ取り上げてみました。


また、右下の≪積極派≫と表記した部分のマインドは言うまでもなく『長期的に見て成長をする!』と信じている社会経済に対して、度胸と共に追加リスクオンをする、という流れですね。

どちらの考えも、「相場が一方の方向にいつまでも進むことはありえない」「ただし、長い目で見れば社会経済はゆるやかな成長軌道を描きうる」という前提に立っています。そうであるがゆえに、目の前にある短期的(場合によっては中期的な?)トレンドに対して逆らうような行動をとろうとするのです。

「未来を予想することそのものをやめているドルコスト平均法」と「慎重派・積極派」のどちらが正しい、とまで断言はできませんがモ人としてはこうした行動はどちらも「GOOD!」だと感じています。



最後に、相場に応じてトレンドに逆らう行動をとる「慎重派・積極派」の振る舞いをカンタンに−かつ機械的に実施できる方法を提案して「図解でわかる!」シリーズを締めたいと思います。

それは…バランスファンドを使う−もしくは「一定のルールによるリバランスを行う」こと。


バランスファンドにしろ、バラのファンドを保有して一定のルールによるリバランス(一定期間ごとでも、一定の比率が崩れた場合の修正でも、はたまた主に買付による比率調整−つまりノーセルリバランスでも)にしろ、相対的に高くなっている資産を部分売却し、相対的に安くなっている資産を追加組入れします。

また、ファンド内だけ、リスク資産内だけの比率維持だけでなく、自身の保有資産全体との兼ね合いも意識するとなおよいでしょう。昨今のように「ほとんどのリスク資産が上昇している」局面では自身の保有資産全体のうち、預金などの無リスク資産の割合が相対的に小さくなりがちです。そんな時は、リスク資産を部分売却して無リスク資産として保有したほうがよいように感じます。

注意すべき点としては、相場急落時に減り続けるリスク資産に対して無限ナンピン買いともいえる現金の無限投入!という事態にならないようにはしておく必要はあるでしょう。

いきすぎた「慎重派」は機会損失だけで「あーあ、もったいなかったなー」で済むのですが、いきすぎた「積極派」は相場が反転する前に息切れ⇒ドロップアウトにならないように自己を律するルールが必要だとも感じます。


と、上記の内容はあくまで「モ人の」投資観、相場観を基にした考えである事にご注意を。特にアカンヤツだけは万人に当てはまるとは思うのですが、アカンヤツ以外はそれぞれ三者三様の考えがありますし。

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか
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コメント
これは説得力があって分かり易いですね。
これを読めば運用に悩むことが無くなりそうです。
  • タカちゃん
  • 2014/12/19 7:14 AM
タカちゃんさん、コメントありがとうございます。

そういっていただけるとホンッとに励みになります。仕事中にふと思いついたネタなのですが、こうやってカタチに残しておくと誰かしらの気付きに資する事ができるもんなんですねぇ

今後とも当ブログをよろしくお願いします!!
  • モ人SYO−GO
  • 2014/12/19 8:23 AM
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  • 2014/12/19 7:06 AM

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