今だからこそふりかえる セゾン資産形成の達人ファンドの歩み


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当ブログ、当エントリに『セゾン資産形成の達人ファンド』関連の検索ワードによって直接ご訪問の皆様へ。

当ブログでは【セゾン資産形成の達人ファンド】について、当エントリ以外にも色々なご紹介を行っています。お時間、ご興味がある方は以下のまとめも合わせてご覧いただければ幸いです。

【セゾン資産形成の達人ファンド】まとめ2013年12月16日現在 【セゾン資産形成の達人ファンド】まとめ2013年12月16日現在 | これが我が家の生存戦略

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きっと何者にもなれない皆様、なんか投信ブログらしくなってきたんじゃないの?なんて浮かれ始めているモ人SYO−GOです。書きたい事は山のようにあるが、PCに向かえる時間は限られているという…


さて、前回「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the year 2012」に投票しましたというエントリで触れたように、実はモ人ポートフォリオ内のファンドの紹介はまだまだ済んでいません。特にモ人ポートフォリオ内の60%を占めながらも前回は簡素にしか取り上げなかった「セゾン資産形成の達人ファンド」に関して紹介したいと思います。


どんなファンド?
世界各地域の株式に投資するファンド9本をまとめたFoF(ファンズオブファンズ)ざっくりわけて日本国内株式に投資するファンドが4本、米国が3本、欧州が1本、新興国が1本。

費用は?
買い付け時無料。
保有時はファンド本体の信託報酬として年率0.5670%(税込)
(但し組入れファンドには別途信託報酬がかかっており、ファンド保有割合と信託報酬を加重平均した値と本体部分を合算すると年率1.4±0.2%税込となる。)
解約時には信託財産留保額として0.10%(税込)が引かれる。(この信託財産留保額はファンドに組み入れられファンド保有者に広く薄く分配される…いずれ説明したい項目)

いくらから買えるの?どこで買えるの?
最低買い付け額はスポット購入(つまり入金→注文という普通の投資信託と同様の流れ)では10000円以上1円単位で設定可。毎月積み立て購入を申し込む場合は5000円以上1000円単位で設定可。(但し、設定してから二か月ぐらいのタイムラグがあるので要チェックです)
チョクハン投信なので買う為には「セゾン投信」に口座を開く必要があります。今のところ、銀行や証券会社などの窓口はもちろん、ネット証券でさえどこも取扱いはしていません。(セゾン投信社長の中野さんのヒストリーを読むと、今後もチョクハンを貫き続けるんじゃないのかな?と思わせられます。興味のある方は是非コチラも併せてお読みください)


決算日は12/10。(次回決算まで―つまり第六期の決算までもう一か月切っています!)

去年の決算時にある日本株ファンドを完全に売却して別の日本株ファンドに置き換えました。このあたりの経緯は「多様化する直販ファンド―セゾン資産形成の達人ファンドがさわかみファンドをすべて売却」@吊られた男の投資ブログや「セゾン資産形成の達人ファンド(2012年4月)」@rennyの備忘録を参考に

つまりこの第六期が新生資産形成の達人ファンドに生まれ変わっての最初の一年なのです!そんな節目という事もあって、今までの第一期から第五期までと現在進行形の第六期のファンドの歩みを組入れファンドの変化やコストに注目して振り返ってみましょう。

第一期 07年3月(設定日)〜07年11月
組入れファンドの割合
セゾン07年割合
純資産総額と組入れファンドの評価額
セゾン07年額
さわかみは日本株のアクティブファンド(一般販売しています。チョクハンの始祖)。バンガード・ジャパン・ストックファンドはMSCIジャパンに連動することを目的としたインデックスファンドです…ってオイ!ほとんど日本株じゃねーか!と品のないツッコミをしてしまいそうな第一期でした。この当時、自分は資産運用というコトバさえも知らなかったんで「たられば」になりますが、この内容のファンドなら投資していませんね…

第二期 07年12月〜08年11月
組入れファンドの割合
セゾン08年割合
純資産総額と組入れファンドの評価額
セゾン08年額
期中の3月に組入れファンド数が三つ増えました。相対的に元から保有していた三ファンドを解約して置き換えているようですね。そして9月から始まるリーマンショック…額のグラフでもガクッと下がってます。この段階でも日本株式への依存度が高く投資対象にはなりえません。

第三期 08年12月〜09年11月
組入れファンドの割合
セゾン09年割合
純資産総額と組入れファンドの評価額
期中の3月に組み入れファンドがさらに一つ増え、代わりにバンガード・ジャパン・ストックと置き換わりました。ココに来て始めて日本株メインというより、広く世界中の株式に分散投資された印象です。これ以降は一つだけ気に入らないファンドが入っている事に目をつぶりさえすれば投資対象に入ります。

第四期 09年12月〜10年11月
組入れファンドの割合
セゾン10年割合
純資産総額と組入れファンドの評価額
セゾン10年額
ファンド数がさらに二つ増えました。両方とも日本株式部分でさわかみファンドの一部と置き換わっています。そして、その片方はコモンズ30ファンドなのです!
そうです。セゾン資産形成の達人ファンドの中にコモンズ30ファンド(一般販売より若干低コストな適格機関投資家向け)が組入れられているのです!という事はセゾン資産形成達人ファンドを買い付けすると、そのうちの数%はコモンズ30ファンドを保有している…コモンズ投信を応援できるようになったという事なのです!
上記理由からも第三期よりもややポジティブに「投資してもいいんじゃないの?」という構成になりました。

第五期 10年12月〜11年11月
組入れファンドの割合
セゾン11年割合
純資産総額と組入れファンドの評価額
セゾン11年額
ファンド数が二つ増えてさわかみファンドを完全売却しました。日本株式は上述のコモンズ30ファンドに加えスパークス集中投資ファンド、同長期厳選ファンドと三つに等割合で保有しているようです。ここで第四期よりさらにさらに積極的に「このファンドに投資したい!」といえるようになりました。

第六期(現時点まで) 11年12月〜12年10月
組入れファンドの割合
セゾン12年割合
純資産総額と組入れファンドの評価額
セゾン12年額
組入れファンド数と割合は維持しつつも金額を積み上げていることがわかります。月間の買い付けは各ファンドの割合を維持するように「ノーセルリバランス(組入れファンドの売却をせず買い付けのみで組入れファンドの保有割合を維持しようとすること)」を行っているようです。つまり9本のファンドのうち価格が上がったものは後回しにして価格が下がったものから優先して買い増しをして組入れファンドの割合…バランスを維持しています。(このあたりの詳細もいずれ…)

さて、ここまでノンストップで「セゾン資産形成達人ファンドが各決算期を通してどのように組入れファンドを変更したり、規模を拡大してきたか」を振り返ってきました。しかし、保有ファンド数が5つ程度ならグラフもすっきりしていたのですが、最終的に9つ(に加え現金もある)という状況になると色分けだけではよくわからない…ということで、各ファンドを投資する地域にわけて「アセットクラス(資産分類)毎」に色分けしなおしてみましょう。

分類方法は、インデックス投資家ではオーソドックスな【日本国内株式】【先進国株式(つまり欧米ひとまとめ)】【新興国株式(インド、中国など)】とします。
【日本国内株式】=さわかみファンド、TMA長期投資ファンド(の7割)、スパークス集中投資ファンド、コモンズ30ファンド、スパークス長期厳選ファンド(組入れ順)
【先進国株式】=バンガード米国オポチュニティファンド、ニッポンコムジェスト・ヨーロッパマーケットファンド、TMA長期投資ファンド(の3割)、Tロウ・バリューファンド、Tロウ・グロースファンド
【新興国株式】=ニッポンコムジェスト・エマージングマーケットファンド

第一期から現在まで
組入れアセットクラス割合
セゾン全体割合
純資産総額と組入れアセットクラス評価額
セゾン全体額
こうして俯瞰してみると、第一期から第三期にかけてだんだんと【日本国内株式】メインファンド→【全世界株式分散】ファンドにシフトしているようですね。そして足場が固まった後に迎えた第四期以降では概ねのアセットクラス間の割合は大きく変更しないものの【日本国内株式】部分のファンドを入れ替えたり、「より長期世界分散株式投資に適した構成へ」と運用しているように見うけられます。

いかがだったでしょうか?セゾン資産形成の達人ファンド。ファンド名がちょっとおちゃらけてるとか交付目論見書の表紙がファンシーすぎて受け付けないとか(まったくもって個人の主観です…)そんな意見を聞いたり聞かなかったりする(逃げ道)このファンド。FoF形式である限りコストは二重にかかっているのですが、その部分を差し引いてもなかなかにイイファンドだと思います。特にしがらみを捨てて本格的に顧客本位の立場を表明した第五期末からはその魅力が前面に押し出されてきたように感じます。

みなさんもこのファンドに【乗船】して長期世界株式分散投資をしてみませんか??


※重要な要素として。このエントリで取り上げたデータは全てセゾン投信のHP上から取得できる「運用報告書」や月次レポートをもとに作成しています。このように素人でも過去のデータにアクセスできる環境を整えていてくれる、というのも「顔の見える」チョクハンならではといえるのではないでしょうか?

それでは せいぞんせんりゃく しましょうか

―H25年1月24日追記―

このエントリは「セゾン資産形成の達人ファンド応援エントリシリーズ三部作」の第一弾となっています。今エントリで【セゾン資産形成の達人ファンド】に興味をもたれた方は以下の第二弾、第三弾もよろしければどうぞ



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コメント
こんにちは。

私も達人君に投資しています。

素晴らしいデータ整理をありがとうございます。大変参考になりました。
  • とらたぬ
  • 2012/12/15 9:44 PM
とらたぬさん、コメントありがとうございます。

達人仲間発見!と小躍りしております。(セゾン投信といえばバンガードGBFの話題になりがちなんで…)

参考にしていただけた、ということで光栄であります。実際、「資産形成の達人ファンド」で検索しても設定時のブログエントリとかがひっかかりがちで…そろそろ振り返るべきファンドかと。

あと、投信ブロガーが選ぶファンドオブザイヤーでも今まで一度も票が入っていなかったのが、地味に悔しいので(笑)まとめてみました。

今後ともよろしくおねがいします。
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セゾン投信とのお付き合いは、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドが最初ですが、私自身の投資はしばらく前に止めて、代わりに妻が同ファンド積み立て投資を行ってい ...
  • レバレッジ投資実践日記
  • 2014/02/04 8:41 PM

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